06 Little Voice
 デビュー曲「嵐の中で輝いて」から新曲「WINTER WISH」まで。
 5年間の集大成と新たな可能性を予感させる待望のベストアルバム!!





01. I believe  
  作詞作曲:米倉千尋 編曲:勝又隆一  

02. 永遠の扉
  劇場版「機動戦士ガンダム第08MS小隊ミラーズ・リポート」
  テーマソング 
  作詞:渡辺なつみ 作曲:鵜島仁文 編曲:見良津健雄
03. 嵐の中で輝いて
  OVA「機動戦士ガンダム第08MS小隊」OPテーマ
  作詞:渡辺なつみ 作曲:夢野真音 編曲:見良津健雄
04. WILL
  TX系アニメーション「仙界伝 封神演義」OPテーマ
  作詞:鵜島仁文・米倉千尋 作曲:鵜島仁文 編曲:岩本正樹
05. 犬と赤いフリスビー   
  作詞・作曲:米倉千尋 編曲:勝又隆一
06. TRY ON MY DREAMS  
  作詞:朝倉京子 作曲:三浦一年 編曲:亀田誠治
07. トムソーヤの冒険  
  作詞:米倉千尋 作曲編曲:水野雅夫
08. WINTER WISH
  TX系アニメーション「ラブひな クリスマス・スペシャル
  〜サイレント・イブ〜」挿入歌
  作詞・作曲:米倉千尋 編曲:重実 徹  
09. 陽のあたる場所 
  「仙界伝 封神演義」キャラクタービデオ集EDテーマ
  作詞・作曲:米倉千尋 編曲:門倉 聡
10. 約束
  TBS系TV「どうぶつ奇想天外」EDテーマ
  作詞:渡辺なつみ・米倉千尋 作曲:MASAKI 編曲:亀田誠治
11. 桜色の街
  BS−Asahi「原宿コレクション」
テーマソング
  作詞・作曲:米倉千尋 編曲:勝又隆一
12. FRIENDS

 
 TX系アニメーション「仙界伝 封神演義」EDテーマ
  作詞・作曲:米倉千尋 編曲:見良津健雄
13. 未来の二人に
  OVA「機動戦士ガンダム第08MS小隊」挿入歌
  作詞:工藤哲雄 作曲:都志見隆 編曲:CHOKKAKU
14. ライラ・ライラ・ライ   
  作詞:米倉千尋 作曲:鵜島仁文 編曲:見良津健雄 
15. いつの日か  
  作詞・作曲:鵜島仁文 編曲:見良津健雄

  
 2001.02.21 KICS-859 2857円(税抜)

Little Voice 〜Self Liner Notes〜

大好きな映画監督の一人、Mark Herman。彼は“音楽と人間”のつながりを、いつも暖かく描いてくれる。BEST ALBUMのタイトルを考えたとき、真っ先に思い浮かんだのが彼の映画【Little Voice】であった。今までも映画から様々にインスパイアされてきた私だが、この作品には特別な思い入れがある。心を閉ざした無口な少女を癒した“歌”。夢から現実へと踏み出す勇気を与えた“人”。いつしか全てから解き放たれ“自由”を手に入れる。
-もう、あのころの私じゃない-
「シンガーになろう」と決意した15の春。おずおずとステージに上がり、震える声で歌ったあの日。その小さな勇気が、音楽で人と心通わせるすべを教えてくれた。私は初めて”希望”を見つけた。そして今、私は私の足で歩いている。
−もう、あのころの私じゃない−

1996年、1月24日のデビューから5年の月日が流れた。その間シングルCD14枚、年一枚のペースでオリジナルアルバムを5枚リリースし、また企画アルバムへの参加などを含め全53曲を送り出してきた。その大切な“宝物”から15曲を選ぶというのは、想像以上に大変だった。一曲一曲にその時の感情、思い出などが詰め込まれているからだ。デビュー前のストレートな気持ち、デビュー後の不安や迷い。いつでも私を受け止めて、可能性を信じてくれたスタッフとの時間。家族の亀裂、再生。ファンのみんなの笑顔。それらの感情を言葉にし、メロディーを生み出す喜び・・・。結局、リリースした5枚のアルバムから、偏らずに数曲ずつを選ぶことにした。初めて聴く曲があるかもしれない。また、懐かしい曲が待っているかもしれない。とにかく私の5年間の成長ぶりを楽しんでいただきたい。ちなみに曲順も締め切り間近まで、悩みに悩んだ。15曲で2幕の舞台にしたかったからだ。第1幕は力強く、前向きに、第2幕には友情、愛、そしてかけがえのない想い出が詰まっている。【Little Voice】という舞台から流れてくる音楽に耳を傾けてもらえたら、うれしい。

この【Little Voice】があなたの“希望”になれるように。
私を支えてくれた全ての人たちへ・・・

by 米倉千尋

『 Little Voice 』全曲解説

1. I believe 
作詞作曲:米倉千尋 編曲:勝又隆一
表現することを避けてきた「ありのままの自分」を初めて吐露したナンバーは、4th.album『Colours』からの作品。ネガティブな過去の私と生まれ変わった現在の私が、この曲にいる。『Little Voice』のオープニング、私の誓いを聴いてほしい。

2. 永遠の扉 
作詞:渡辺なつみ 作曲:鵜島仁文 編曲:見良津健雄
3rd.album『always』からのナンバー。事務所が変わり、新しい環境での希望と不安がよみがえってくる。徹夜明けで富士山へ行き、そのままPV撮影をしたっけ(笑)。『Little Voice』第1幕の“扉”が、いま開く。

3. 嵐の中で輝いて 
作詞:渡辺なつみ 作曲:夢野真音 編曲:見良津健雄
これぞ記念すべきデビューナンバー。ガンダムとの出会いの曲であり、初めて私の声がCDになる喜びで、無我夢中のレコーディングだったことを思い出す。私の方向性を決定づけた一曲。どんな嵐の中でも、輝きだけは忘れないでいたい。

4. WILL 
作詞:鵜島仁文・米倉千尋 作曲:鵜島仁文 編曲:岩本正樹
力強い意志、あふれる希望を込めて付けたこのタイトルから、私自身たくさんの勇気をもらった。そしてたくさんの人たちにも、勇気が生まれたはず。驚くほど(?)女の子のファンが増えたのも、この曲から。夢の国は、きっとどこかにある。

5. 犬と赤いフリスビー 
作詞作曲:米倉千尋 編曲:勝又隆一
『Colours』からのナンバー。大好きなコに告白する一瞬を表現した作品。今ではレギュラーラジオ番組「SMILE GO HAPPY」のテーマソングとして、可愛がられている。実は私も、この曲の大ファンだったりする(笑)。

6. TRY ON MY DREAMS
作詞:朝倉京子 作曲:三浦一年 編曲:亀田誠治
1st.album『Believe』からの‘米倉的ポジティブソング’第1号。そのアルバム完成後に、あろうことかそれまで所属していた事務所がなくなるという話を聞かされ、落ち込んでいた私を元気づけてくれた曲。この曲を聴きながら、帰りの電車で涙してしまった記憶が・・・。

7. トムソーヤの冒険 
作詞:米倉千尋 作曲編曲:水野雅夫
『always』からのナンバー。メロディーを聴いたとき‘トムソーヤ’というキーワードが浮かび、夢を追う=冒険のイメージが膨らんで出来上がった。3曲立て続けの‘米倉的ポジティブソング’のラストを飾るピアノが、あの頃のピュアな気持ちを思い出させてくれるはず。そして『Little Voice』第1幕が、静かに終わる。

8. WINTER WISH 
作詞作曲:米倉千尋 編曲:重実 徹
昨年X’masにOAされたTVアニメ「ラブひな」。その中で初披露した未収録曲を、ボーナストラックとして初収録。ここまで素直に“恋”を表現したのは初めてかも。冬のラブソングはこれで決まり!!なんてねっ。

9. 陽のあたる場所 
作詞作曲:米倉千尋 編曲:門倉 聡
ここから第2幕がスタート。5th.album『apples』からのシングルナンバー。私のリクエストで、門倉氏とのコラボレーションが実現した思い出深い曲。プロトゥールスを使ってのレコーディング、楽曲提供など新しいチャレンジも広がった。想い出とともに始まる、新しい旅立ちを歌っている。

10. 約束 
作詞:渡辺なつみ・米倉千尋 作曲:MASAKI 編曲:亀田誠治
2nd.album『トランジスタ・グラマー』からは、このナンバー。懐かしいエピソードを一つ。当時、「動物奇想天外」のエンディングテーマに起用され番組内でCDプレゼントがあった日、あまりのうれしさにハガキを出そうとしてしまった(笑)。新しい始まりには、仲間がいてくれる。

11. 桜色の街 
作詞作曲:米倉千尋 編曲:勝又隆一
「SMILE GO HAPPY」から生まれた『apples』からのナンバー。‘出会い’をテーマに、ほのぼのとした楽曲に仕上がった。エンディングには名古屋城で行われたライブでの、2000人のオーディエンスの声が収録されている。私とファンのみんなをつなぐ、大切な一曲である。君と出会った日を、決して忘れない。

12. FRIENDS 
作詞作曲:米倉千尋 編曲:見良津健雄
愛する人、友達について歌った『Colours』からのナンバー。「封神演義」というアニメを通じて人と人との繋がりを表現する事ができ、みんなにそれを伝えられたことが、何よりもうれしい。君がいれば、怖いものなんか何もない。

13. 未来の二人に 
作詞:工藤哲雄 作曲:都志見隆 編曲:CHOKKAKU
『always』からのナンバー。実はデビュー前、デモテープとしてレコーディングしたこの曲を、レコード会社のディレクターH氏(現プロデューサー)が聴いて、念願のデビューとなった曲だったりする。H氏の余りの思い入れにより、バージョン違いが幾つも存在するおなじみ(笑)の「未来の二人に」を、オリジナルバージョンでどうぞ。ここに“愛”があるから、今を輝ける。

14. ライラ・ライラ・ライ 
作詞:米倉千尋 作曲:鵜島仁文 編曲:見良津健雄
『トランジスタ・グラマー』からのナンバー。それまでの“元気・勇気”のイメージから一変し、“オンナ”を表現した当時の異色作。私たちはきっと、前世も来世も“恋人”だから・・・。

15. いつの日か 
作詞作曲:鵜島仁文 編曲:見良津健雄
『Little Voice』のラストを飾るのは『always』からのナンバー。夢を追いかけることは簡単なことじゃない。現実とのギャップ、戸惑い、自分の弱さ・・・。でもつかみ取るためには、歩いて行くしかない。いつか、振り返ったとき、そこに“道”ができていればいいから。この曲をレコーディングしたとき、私にはまだ細い“道”しかなかった気がする。5周年を迎えた今、私にはその“道”が少しだけ広くなって見える。そしてそこには、支えてくれる人達のたくさんの“優しさ”が見える。この“道”がもっと広くなる日を夢見て。私の夢は、どこまでも続いて行く・・・。